1年生の木箱製作に続き、2年生は椅子づくりに取り組んでいます。準備作業として、授業時間を利用して角材の鉋がけ、丸のこ盤による材の切り分けなどを実施します。同時に、鉛筆で穴を開ける位置を記入していきます。
1年生の時には使用しなかった電動工具を使用した加工が多くなっています。
11月25日を皮切りに4班に分けて3日ずつの実習で組み立てていきます。
1日目 脚部の組み立て 脚になる材と水平になる材を鳥居のように組んで、強度を出します。直角の精度がポイントになります。
2日目 立体化
1日目に組んだ2つの部品を渡すように4枚の板で固定します。ここも垂直が保つのが重要です。また、板をネジで固定する際に板がずれないようにしっかり押さえることやインパクトレンチに力負けしないのが難しいのです。
工具の数が限られているので、待っている間、電動工具が届かない部分にヤスリがけを行っています。
座面の取り付けができたら、ネジ穴を隠すためにダボという丸木を打ち、頭を平らになるよう、特殊なノコギリで切り取っていきます。
3日目 電動サンダーで外側を仕上げ、最後に紙やすりによる内側の最終仕上げ。完成となります。出来映えを評価したら、清掃・器具点検を行い終了。
お持ち帰りとなります。大事にしてくださいね。また、家に帰ったら実習記録を書くのも大切な実習です。