森林科学科

森林科学科  【目標】

 森林を中心とした自然環境保全、森林資源の育成と有効利用に関する知識と技術を理解・習得させ、健全な地域環境の創造と資源の循環利用に寄与できる人材としての能力と態度を育成する。

 

令和6年度 進路

【大学・短大】 3名  【専門学校】 8名  【就職】 12名

【公務員】 8名

 

取得可能資格

危険物取扱者  伐木等の業務に係る特別教育

刈払機取扱作業安全衛生教育  小型車両系建設機械運転特別教育

フォークリフト運転業務特別教育  情報処理関係各級

日本農業技術検定  日本漢字能力検定

実用英語技能検定  実用数学技能検定  ガス溶接技能講習

アーク溶接特別安全衛生教育    

 森からペン立てができるまで.pdf

日頃の学習活動

森林科学科の様子

【森林科学科】1年生 林業技術現場体験学習を受講

 9月28日、森林科学科1年生が林業技術現場体験学習を受講しました。   

 はじめに、岩見沢市有林の伐採現場を見学しました。現地ではハーベスタやグラップルなどの機械を用いてカラマツの間伐を行っており、丸太の形状に合わせて販売目的ごとに寸法を変えて玉切りされている様子を見学しました。

 実際にハーベスタの操縦席に座ったり、グラップルの操作を体験させていただき、両手両足の複雑な操作によって機械が自由に扱えるようになることがわかりました。

 午後からは、赤平市に移動し、単板(ベニヤ板)やそれを使った木製品を製造する工場を見学しました。国内外から運ばれた丸太をスライスしてベニヤ板が作られます。

 さらにそのベニヤを加工し、フローリング材や壁材、名刺やはがきの材料になります。

 1日を通して、丸太の生産からその後の加工まで一連の流れを学ぶことが出来ました。

 この事業は一般社団法人林業機械化協会様の主催で開催されました。見学を受け入れていただきました千歳林業株式会社、空知単板工業株式会社の皆様、ありがとうございました。

【森林科学科】1年生初めての宿泊演習林実習

 9月17日、18日と森林科学科1年生が宿泊演習林実習を行いました。

 1日目は月形演習林で全長450mほどの林道をコンパスで測量していきます。はじめは、傾斜地での据え付けに苦戦していましたが、測点が進むにつれてコツをつかみ、班員と協力しながら全班無事に終えることが出来ました。

 その後、道民の森神居尻地区に移動しました。夜は自分たちで栽培、収穫したジャガイモを使ったカレーを作り、コンパス測量の野帳整理や星空観察をしました。みんなで料理をしたり、お風呂に入ったり、一緒に寝たり、これまで以上にクラスメイトと交流を深める機会となりました。

 2日目はラジオ体操からスタート。この日も爽やかな秋晴れです。

 2日目は、NPO法人当別エコロジカルコミュニティの皆さんとともに千歳市立北栄小学校5年生と合同授業を行いました。

 事前に北栄小学校の皆さんが森林について疑問に思ったことを共有してもらい、森林科学科1年生がアドバイスを考え、準備をしました。

 初めは高校生もかなり緊張していましたが、事前に準備しておいたイラストを使って森について説明したり、測量で使ったポールや巻き尺を使って林内を測ったりするうちに、少しずつ打ち解けていきました。

 途中からはキノコや虫を探したり、ノコギリを使って木を伐ったりと、子どもたちの興味の赴くままに一緒に行動し、小学生との距離もぐっと近づいたようでした。

 慣れない経験が続いたためか帰りのバスではみんな熟睡。初めての1泊2日の宿泊演習林実習、お疲れ様でした。

【森林科学科】秋の味覚が少しずつ…。 

 森林科学科が生産に取り組んでいる、秋の味覚「原木栽培きのこ(シイタケ)」の収穫が最盛期を迎えています!

 

 一般にスーパーマーケットなどで並んでいる”きのこ(シイタケ)”は、主に菌床栽培法と呼ばれる方法で生産され、おが粉などを混合したものを培地とし、それに菌糸を植え付けて、きのこを発生させています。

 一方、本校のきのこ(シイタケ)は、原木栽培法という珍しい方法で生産し、ミズナラなどの原木(げんぼく)に菌糸を植え付け、時間をかけて発生させているために、肉厚で、きのこの旨みがたっぷりなことが特徴です。

 

 北海道産のシイタケ生産量はここ5年で半減しているという一部報道もありますが、森林の恵みとされる、きのこなどの「特用林産物」の知識や技術をしっかり学ぶことも、大事な学習として位置付けています。

 

 本校栽培のシイタケについては、不定期とはなりますが、岩農ショップで販売予定です!

 ぜひ秋の味覚をご賞味ください!

【森林科学科】木育班が「ALL HOKKAIDO 食の学校祭」に出展!

 森林科学科の木育班は、9月12日(土)に、サッポロさとらんどで開催された、「ALL HOKKAIDO 食の学校祭」に参加しました。

 今年度の木育班では、企業との連携を通じた空知版の木育教材の開発とレベルアップを目標に設定し、かねてより連携をさせていただいていた、日本理化学工業株式会社様が販売する「キットパス」とのコラボを行っています。

 当日は多くのお客様にご来場いただき、木育の魅力を発信するとともに、キットパスを活用したクレヨンボードの透かし絵制作など、幅広く木育の面白さや楽しさを体験いただきました。

 今回のブース出展に御協力いただきました、日本理化学工業株式会社様とともに、本事業をコーディネートいただきました株式会社150Fプランニング地域企画事業部様など、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

【森林科学科】普通救命講習会を開催しました!

 森林科学科2年生は、9月7日(月)に岩見沢消防署の皆様を講師にお招きし、普通救命講習会を開催しました。

 本講習のねらいとして、林野庁では林業に関する労働安全衛生対策を推進しており、本校でも全学年で演習林実習を展開していることから、今年度より本校集会を実施することとしています。

 当日は、心肺蘇生やAEDの使用方法だけではなく、実際の林業労働現場で活用することのできる「止血法」や「滑落骨折時の応急処置」「蜂刺され時の応急処置」など、カスタマイズした内容で教えていただきました。

 何より、事故を発生させないために、丁寧な事前学習を含めた未然防止は最も大切になります。

 一人一人が実習に対する意識を高く持ち、緊急時に適切な対応ができるようにするため、実践的な学びを深めた一日となりました。

 

【森林科学科】MIKASA OUTDOOR WORLD 2026 参加!

 9月5日、さわやかな秋晴れのなかMIKASA OUTDOOR WORLDが開催され、森林科学科1,2年生有志が参加しました。このイベントは「アウトドア×防災レジリエンス」をテーマに秋のアウトドアを満喫するイベントです。

 今年で3回目となるこのイベント、森林科学科では毎年参加しており、今回は学校林や校内で採取したエゾヤマザクラ、キタコブシ、シラカンバ、イチイの枝を使い、バードコールづくりを行いました。

 2年生は昨年も参加しているメンバーのため、安定の手つきです。

 イベントの主催者から取材を受け、緊張した面持ちの1年生。

 他の参加者の皆さんとの交流も楽しいこのイベント。私たちにとっても学びの多い機会となりました。来場した皆様、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

【森林科学科】フォークリフトの運転業務に係る特別教育講習会を実施

 7月27日、28日と森林科学科では、フォークリフトの運転業務に係る特別教育講習会を実施し、1~3年生合計23名が受講しました。

 1日目は座学での講習となります。基本的な構造や操作方法、法令などについて学びました。

 2日目は、実際にフォークリフトを運転する実技講習となります。

 運転前の点検に始まり、直進走行、S字走行、最後にフォークの操作、運搬までを学びました。

 2日目は小雨が降る中での実施となりましたが、無事に講習を終えることが出来ました。皆さんお疲れ様でした。

【森林科学科】スマート林業出前講座を実施

 森林科学科3年生を対象に7月9日スマート林業出前講座を行いました。講師は北海道立北の森づくり専門学院、空知総合振興局森林室、林務課の皆様です。

 はじめに、スマート林業の必要性や導入の状況について講義を受講し、森林調査から植栽、保育、素材生産とあらゆる段階でICT機器が活用されていることがわかりました。

 後半は2グループに分かれてMapry林業での樹木測定と高性能林業機械シミュレーター、チェーンソー伐倒VRの体験を行いました。

 Mapry林業はIpad Proを樹木にかざすと樹高と直径が測れるもので、測定者によってデータに差があったものの、簡単に測定できることを実感しました。

 高性能林業機械のシミュレーターは、最初はハンドルにボタンが多く戸惑ったものの、操作に慣れてくればゲーム感覚で操作ができるようになりました。

 チェーンソーのVRの体験では、実際に2年生の時にチェーンソーでの伐採を経験しているため、すぐに操作に慣れていたようでした。

 生徒たちからは、「これまで人の経験や勘に頼ることが多かった作業も、データを活用することで効率的かつ安全に進められることを知り、とても興味を持ちました。また、作業時間の短縮や人手不足の解消にもつながる技術だと感じました。将来の林業を支えるためには、このような新しい技術を積極的に取り入れていくことが大切だと思いました。」

「北海道のこれからの林業がどのように変わっていくのか、現状どのくらいスマート林業が浸透しているかがわかった。スマート林業の機械も多様であり、下刈りの機械からICTハーベスタなどの伐採から玉切りなどもできる機械があることがわかりました。VRでの伐採体験では実際に伐っている感覚がわかり、ハーベスタやフォワーダなどの操縦も本当に運転している感覚になりました。」といった感想があがっていました。

 お忙しいなか、講師をお引き受けいただいた皆様、本当にありがとうございました。

 

【森林科学科】インターンシップ実習を実施しました!

 森林科学科2年生(2F)は、6月30日(火)~7月2日(木)にかけて、キャリア教育の一環としてインターンシップ実習を実施しました。

 本実習は、学校では経験することのできない就業体験活動を通して、働くことの意義や職業への理解などについて深めることを目的としています。

 また、森林科学科では全ての生徒が森林や林業に関連する企業または官公庁等の皆様にインターンシップ先として3日間にわたりお世話になりながら、実習を展開しています。

 慣れない環境で戸惑いもあったかと思いますが、それぞれが学ぶ目標を事前に決めて取り組み、多くの体験を吸収していた姿が印象的でした。

 今年度も大変お忙しい中、実習をお引き受けいただいた全ての皆様に御礼を申し上げます。

<令和8年度 本実習に御協力をいただいた皆様>

林野庁空知森林管理署 様

北海道空知総合振興局 森林室ならびに林務課 様

玉田産業株式会社 様

武部建設株式会社 様

北海道セキスイハイム工業株式会社 様

 

【森林科学科】木育班が園児を招いて木育体験を開催!

 森林科学科3年生で木育班を選択している生徒10名は、6月29日(月)に岩見沢市内の「日の出保育園様」の年長さんをお招きし、「木育体験講座」を開催しました!

 日の出保育園様とは、両機関の連携事業として、北海道発祥の「木育」を通じた共同学習を実施しており、今年度で7年目を迎えます。

 もちろん、体験内容の組み立ては本校の生徒が主体となり進めていきます!事前準備では、自分達が日ごろ学んでいる「森林・林業」について、幼い園児のみなさんに、どのように説明すれば理解してもらえるか、全員でアイディアを出し合い、試行錯誤しながら当日を迎えました。

 

 

 今回の木育体験が園児のみなさんとの「はじめまして!」になるため、自分の特技を披露しながら、自己紹介タイムを行いました!

 (↑の生徒は、マジックを行いながら、園児のみなさんに名前を覚えてもらっています)

 

 

 お互いの自己紹介後は、待ちに待った「お名前カードづくり」に挑戦です!空知単板工業株式会社様(本社・赤平市)からご提供をいただいた、薄い木の板を使い、ひらがなスタンプで自分の名前を押して完成させていきます。園児のみなさんは、昨年度の年中さんのときから、このカードを見ていたため、手際良く完成させることができました!

 

 完成後は、「仲間のしるし」となった、お名前カードを付けて林内に入り、全身で遊んでいきます!

 今年度、高校生が設定した学習テーマは「葉っぱの形を理解しよう!」と決めたため、園児のみなさんには、探検ゲーム方式で「ギザギザの葉っぱ」や「まあるい葉っぱ」を一緒に観察し、理解を深めました。

 

 木育体験終了後には、高校生がチェーンソーを使った丸太切り(玉切り)の披露や、製材機から出てきた木が形を変えて板になっていく様子、チッパシュレッダを通ると葉や枝が粉々になっていく迫力ある様子などを見学してもらいました!

 

 

 最後には、みんなでお昼ご飯を食べて、お別れの挨拶を行い、無事に終了です!夏休み明けには2回目の木育体験も予定しています!

 今回、自分たちの学んだ知識や技術をどのように表現し、伝えることができるのか、高校生にとって貴重な学習機会となりました。

 今年度も、このようなご縁を頂きました、日の出保育園の皆様には心より感謝申し上げます。

 

森林科学科の様子