投稿日時: 10/15
教員22
9月26日、10月3日と2週にわたって3年生の演習林実習が行われました。3年生の演習林実習は、4つの専攻班に分かれてそれぞれ自分たちが設定した課題の解決に向けて活動を行っています。今回は森林経営班の活動についてご紹介します。
森林経営班では、月形演習林のトドマツ人工林において、樹木の伐採後に、自然の力を使って森づくりをする方法について研究しています。
こちらの画像は、360度カメラを使って森林の写真を撮影し、どのくらい上空が開いているのか(開空度)をフリーソフトを使って解析していきます。
森の明るさとその林床に生える稚樹の関係について調べています。
こちらはトドマツ人工林内にどのくらい広葉樹が侵入しているのかを調べています。半径5mの円を設定し、その中に入るすべての樹木の直径を測定し、GPSで位置を記録していきます。
普段行かないような奥の森まで進むと、何本もの萌芽枝(ひこばえ)が出たホオノキに出会いました。この株の大きさ、普段手入れをしている森ではなかなか見たことがありません。
3年生の演習林実習も残り1回となりました。最後まで、怪我なく安全第1で実習を終えましょう!