森林科学科の様子
【森林科学科】3年生シェアリングネイチャーを体験
秋深まる学校見本林において森林科学科3年生がシェアリングネイチャーを体験しました。
シェアリングネイチャーとは、五感を使って自然を感じ、自然と触れ合う楽しさや自然との一体感を感じる活動です。今回は3つのゲームを通していつもとは違った角度で森林を体感しました。
【私は誰でしょう】
自分の背に貼られた動物は何か、皆に質問をしてその答えを見つけます。「何をエサにしている?」「足は何本?」「空は飛べる?」「体を大きさはどのくらい?」どんな質問をしたら答えが導き出せるのか、想像力を働かせます。
【森のビンゴ】
「ちくちくしたもの」「手のひらよりも大きな葉」「鳥の鳴き声」「虫のたべあと」「すべすべしたもの」等々、ビンゴカードに書かれた25のアイテムを探し出します。
風の音に耳を澄まし、地面をじっと見つめ、森の匂いをかぎつつ、ペアで森の中を散策しました。
【落ち葉キャッチ】
自然に落ちてくる落ち葉をキャッチ!簡単そうに見えて、風に乗って不規則に動く落ち葉をキャッチするのはなかなか大変です。みんなでじっと空を見上げていたので、写真を撮るのを忘れました。
地面には色とりどり、様々な形の葉が敷き詰められています。
シェアリングネイチャーは、年齢や知識、経験に関係なくだれでも簡単に楽しめるものです。普段は学習の対象である森林ですが、こんな関わり方があることも知る機会となりました。
【森林科学科】2年生宿泊演習林を実施
10月17日、18日と2年生の宿泊演習林を実施しました。
2グループに分かれ、伐倒実習と来年の植栽に向けた地拵えを行いました。
今回の実習で、2F34名全員が無事伐倒を終了しました。
かかり木処理も皆で力を合わせて一致団結。
地拵えチームは強力なササの茎に悪戦苦闘。
地拵え作業の休憩中に見る山頂からの絶景が疲れを癒します。
夕食のカレー作りは、昨年よりも皆上手にできたようです。
10㎏のお米をほぼ完食しました。
夕食の後は、明日の水準測量に向けて復習テスト。
合格後にのんびり休憩する生徒も。
翌朝はラジオ体操で活動開始。
2日目の午前中は水準測量です。昨夜の学習が活かせるか。
チームで野帳の点検中。
お昼はあつあつうどん!冷えた体にしみわたります。
次回の演習林実習は積雪後の2月になります。
皆さんお疲れ様でした!
【森林科学科】2年生演習林での伐倒実習スタート
2年生の演習林実習では、いよいよチェーンソーでの伐倒実習が始まりました。
56年生の直径30㎝前後のトドマツを一人1本伐倒します。これまでの練習の成果を発揮してイメージ通りの伐倒ができるのか、皆、緊張の面持ちです。
伐倒後は、枝払い、玉切りと造材作業も行います。
玉切りした丸太は自分たちで運びます。成長の良い木はかなり太くなるので、皆で力を合わせて運びます。
丸太運びは体力と気力のいるつらい作業ですが、上級生に話を聞くと、不思議と一番思い出に残る実習のようです。今年の2年生はどう感じているでしょうか。
伐倒実習も残すところあと1回。全員が無事に伐倒実習を終えられるように、練習あるのみです。
【森林科学科】1年生宿泊演習林実習
9月19~20日(木・金)、1年生は初めての宿泊演習林実習を実施しました。
初日は、演習林でのコンパス測量。32点ある測点間の角度と距離をポケットコンパスという林業ではお馴染みの器械で測っていきます。ある意味チームワークを試される場面ですが、どうにか乗り切りました。誤差が大きすぎると測り直しなのですが、みんな元気に走って再チャレンジしていました。
今回泊まるのは道民の森神威尻地区。夕食は自炊でカレーライス、自分たちで栽培したジャガイモの一部も加えたがっつり調理です。切りかたも個性満点でした。自分たちが作った分はしっかり完食しました。
2日目は、TEC(当別エコロジーコミュニティ)の皆さんを迎えての特別講義。自分たちが描いた自然風景の絵に、人間の活動を加えていくと・・・深く考えさせられる内容でした。
その後、移動し植樹されたアカエゾマツの枝打ちを行いました。現場は道が管理している場所で、空知振興局林務課や石狩総合振興局森林室の皆さんが説明と指導に当たってくださいました。
4月に買った腰のこ、半分の生徒がデビュー戦でしたが、すぐに扱いにも慣れケガもなく作業を進めることができました。そして、宿命ともいえる松脂(まつやに)との戦い。松脂がつくと、摩擦で徹底的に切りにくくなるのです。2時間ほどの実習の中で、2~3回のヤニ取りタイム。これも経験です。
この経験が今後の実習や学校生活に生きてくることでしょう。
【森林科学科】1年生林業技術現場学習
9月11日(水)森林科学科1年生は、林業や木材産業の現場の現場体験学習を実施しました。はじめは、林業=伐採地に向かいました。卒業生も多々お世話になっている、千歳林業株式会社様が伐採している現場です。そこでは、伐採・枝払い・玉切り(専門用語ばかりですみません。木を切って、不要な枝を落とし、長さを揃えて丸太を切るという作業が1台でできるすごい機械です。)や、丸太をつかんで運ぶことができるグラップルという機械が活躍。その活躍ぶりを見学した後、実際に機械に乗って少しだけ体験しました。
←これがハーベスタ。
林業版収穫マシーン
いや万能です。
グラップル体験では、丸太をつかんでみる操作にも挑戦させていただきました。
次に訪れたのは、赤平市にある空知単板工業様。こちらでは、丸太から用途や要望に合わせた数多くの製品を製造。広い工場を6班に分けて詳しく説明していただきました。アロマなど新しい取り組みも目にして、木材産業の幅広さや可能性を知ることができました。
原料の丸太が角材状になる工程。自動化も進み効率的で安全性も高い感じがしました。
最終工程のひとつ。薄くスライスされた単板という製品が続々と生まれていきます。
1日かけて、原料生産と材としての利用の現場を見学させていただきました。これを機会に林業への興味がさらに高まったのではないかと思います。
見学にご協力いただいた各企業様や、ご指導下さった北海道林業機械化協会様、北海道庁水産林務部様、空知総合振興局産業振興部林務課の各職員の皆様、ありがとうございました。
岩農に関すること
・R7 年間行事予定.pdf
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・「学力向上」保護者向けページ
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