日頃の学習活動

森林科学科の様子

【森林科学科】1年生の冬山演習林実習を実施しました!

 森林科学科1年生は、2月18日(水)に有雪期の演習林実習を実施しました。

 今年の空知管内は、例年になく降雪量が少ないものの、林内の雪原を駆け回る動物たちの姿や、夏場には笹や傾斜地などで入ることのできない場所にも足を踏み入れるなど、たくさんの発見をした1日となりました。

 

 

 その後は、演習林宿舎に戻り、積雪層の観察調査となります。

 「雪は天から送られた手紙である(中谷 宇吉郎先生)」の言葉のとおり、今年の積雪状態を色水を使って観察し、雪崩の起きる仕組みなどを全員で学習しました。

 

 

 いよいよ3月に入り、1年生も学びのまとめに入ります。

 今年度の学習を丁寧に振り返りながら、2年生に向けた準備を進めていきましょう。

 

【森林科学科】北の国森林づくり交流発表会

2月18日(水)、北海道大学を会場に行われた北の国・森林づくり技術交流発表会に、2,3年生森林立地環境班の代表生徒3名が参加しました。

北海道森林管理局主催の発表会で、森林管理局の皆様や、大学、研究機関などから多くの発表が寄せられました。森林のそのものだけでなく、木の新たな利用、木育、SNSなど、森林に関わる活動の幅広さに驚きました。

さて、緊張しながら迎えた発表。演習林のミズナラをはじめとした広葉樹の調査についての発表を行いました。

審査員の先生方からは、質問やアドバイスをいただき、少しほっとした感じでした。

午後はポスター発表の説明です。他の専攻班の活動内容を説明するのが役割です。自分たちの活動ではないものの、普段からお互いに意識し合っているからなのか、難なく答えることができました。

また、国家公務員として働いている先輩方も様子を見に来て声をかけてくれました。互いに元気な姿を見て、とても安心しました。

北海道大学には色々な人が訪れていたこと、とても広いことを実感することができました。記念にクラーク博士像の前で、1枚撮らせていただきました。

行く前は不安ばかりでしたが、多くの方々のお陰で森林に関わる皆様の温かさに触れることができました。来年は後輩たちに託すことになりますが、意義の大きな機会にしてほしいと思います。

 

 

 

【森林科学科】JICA海外協力隊についての特別授業を実施

1月28日、JICA海外協力隊員として昨年までパラグアイに派遣されていた本校教諭  嶺元 麻帆先生より、森林科学科3年生を対象に特別授業を実施していただきました。

森林科学科3年生は、昨年3月にパラグアイ カアサパ農業高校とリモート交流授業を実施しており、その際パラグアイでお世話になったのが嶺元先生でした。

↓リモート授業の様子はこちらhttps://www.iwamizawanougyou.hokkaido-c.ed.jp/bbses/bbs_articles/view/105/d8992f2490cb9baeb870a9125cd25842?frame_id=211

昨年の交流授業を振り返りつつ、パラグアイでの生活や伝統文化、現地の農業高校の様子などについてクイズを交えて楽しくお話しいただきました。

 

パラグアイで一番おいしかった食べ物は?

牛の脳みそだったとか・・・白子のような味わいだそうです。

 

伝統手工芸品 ニャンドゥティの意味は?

ニャンドゥティ=くもの巣 とても緻密な刺繍でした。

 

メッシも愛飲しているという世界三大茶葉 

マテ茶のテレレ体験

最初はおそるおそるの味見でしたが、レモンやミントの爽やかな香りや時間とともに変化する複雑な味わいに気がつけば行列ができ、パラグアイの「共有」する文化を体験しました。

 

最後に「移動距離=成長」というメッセージをいただき、まもなく新しい世界へ旅立つ3年生にとって、これからの自分の進む道を考える、良いきっかけを与えていただきました。

 

自分たちの学んでいる専門的な知識や技術がいつか世界のどこかで役に立つ、そんなことを実感した授業でした。嶺元先生ありがとうございました。

【森林科学科】2年生視察研修:林業試験場へ

1月19日(月)森林科学科2年生は、北海道林業試験場へ視察研修を実施しました。

視察とは言っても、実際は研究の一部を紹介していただき、今後の学習に生かすためのものです。

前半は、気候変動(おもに温暖化)が樹木の成長や種子の形成にどのような影響を与えるのか?そして、本州から北海道に侵入してきたとみられるカシノナガキクイムシについての状況や研究方法を説明していただきました。

中盤は、ネイチャーポジティブという新たな考え方やドローンを利用した森林調査の方法、樹木の香り成分の効果や利用法、森林を体感するためのVR利用など、多岐にわたる内容をご紹介いただきました。

最後は4つの体験の時間。研究室の設備や研究の一部、葉の標本づくり、木の香り成分を利用したオリジナル香水づくり、VRで森の動物を探索といった内容です。生徒は、興味のある所から巡り、全部を体験した生徒もたくさんいました。

生徒にとっては森林や林業に関わる研究の幅の広さを知る良い機会になりました。また、本来11月に予定していたものをインフルエンザの蔓延で延期していただきましたが、試験場の職員の皆様にはたくさんの内容を用意していただき、大変ありがたく思います。今後とも、生徒の学習にお力添えをいただくことがあると思いますが、よろしくお願いいたします。

【森林科学科】2年生林業・木材産業就業セミナー

 12月11日(木)空知総合振興局を会場に、「林業・木材産業就業セミナー」が実施され、森林科学科2年生が参加しました。

 林業に関わる授業や演習林などでの実習は経験しているものの、いざ仕事となるとイメージがわかないのが生徒の気持ちです。その疑問や不安を少しでも解消しようというのがこの行事の目的です。空知地域林業担い手確保推進協議会が、主催してくださいました。

 協議会会長鈴井様のご挨拶に続き「林業ってどんな仕事」について、トークセッションが行われました。林業に関わる5つの事業体の方々にパネリストとして生徒からの質問に現場の実際の経験を通して、説明をしていただく内容です。

 生徒からは林業のやりがいや、危険動物、休日、仕事内容の実際などについて質問があり、とても詳しい回答がいただけました。

 生徒の感想を見ると、山の仕事でも意外と事務仕事が多いことや、実は「クマよりもハチの方が危険」への驚き、また、どんな仕事でも働くことは大変なこと、という認識が伝わってきます。また、公務員の仕事の違いなどについても、理解が進んだ様子でした。

 後半は、各団体の個別説明会が行われ、5名程度のチームで20分ずつ5つの事業体等の説明を受けました。人数が少ないため、生徒の方が質問されることも数多くありました。それぞれが、紙の資料やスライド、動画などでわかりやすく説明してくださいました。

 生徒のまとめでは、若い社員が増えつつあるがもっと欲しい、Aiにはできない仕事、働くには素直なことが大切など、実際に働くことへ前向きな内容が目立ちました。

 約3時間ほどの時間でしたが、林業への理解が深まる良い経験となりました。

 参加してくださった、松原産業株式会社、空知単板工業株式会社、堀川林業株式会社、有限会社スリースターズ興業、玉田産業株式会社、及川産業株式会社、北海道立北の森専門学院の皆様、会場だけでなく常にフォローしてくださる空知総合振興局林務課の皆様、企画・運営・進行とすべてを引き受けてくださった株式会社北海道アルバイト情報社の土屋様、多くの方々に支えていただきました。誠にありがとうございました。