日頃の学習活動

森林科学科の様子

【森林科学科】Ecoアカデミア 講演会の実施―正しく知って、正しく備える 

 12月8日、森林科学科では北海道地域環境学習講座(Ecoアカデミア)として、酪農学園大学教授 佐藤喜和先生をお招きし、「変化する人とヒグマの関係と今後」をテーマに講演会を実施しました。

 今年1年の世相を表すの漢字に「熊」が選ばれるほど、全国的に熊の目撃情報や被害が増えています。

 森林科学科が実習を行う月形町でも目撃情報はあるものの、演習林内ではクマに遭遇したり、糞や足跡などの痕跡を見たことはありません。しかし、正しい知識を得て、正しく備える必要があると考え今回の講座を実施しました。

 佐藤先生からは、近年ヒグマの目撃情報が増えている要因について、ヒグマの生態や私たちの社会との関わりからお話しいただきました。

 また、ヒグマの毛皮や頭蓋骨をご持参いただき、生徒たちも実際に触れることができ興味津々の様子でした。

 終了後の感想では、「熊のニュースが多くて怖いことが多かったけど、熊の講演会を聞いて、熊についての正しい知識を持つことの大切さを実感した。熊と人が安全に生活するために自分たちができる行動を考えたい」「自然との向き合い方について改めて考えさせられた。人間の生活圏に近づく熊の増加は恐怖を感じる一方で、その背景には人間側の環境変化や食料不足といった深刻な問題があることを知り、単なる「危険な動物」として見るだけでは不十分だと気づいた」といった声が上がっていました。

 今後も、野生動物と私たちとの関わりについて、学びを深めていきたいと考えています。佐藤先生、ありがとうございました。