森林科学科の様子
【森林科学科】2年生放課後木工実習
1年生の木箱製作に続き、2年生は椅子づくりに取り組んでいます。準備作業として、授業時間を利用して角材の鉋がけ、丸のこ盤による材の切り分けなどを実施します。同時に、鉛筆で穴を開ける位置を記入していきます。
1年生の時には使用しなかった電動工具を使用した加工が多くなっています。
11月25日を皮切りに4班に分けて3日ずつの実習で組み立てていきます。
1日目 脚部の組み立て 脚になる材と水平になる材を鳥居のように組んで、強度を出します。直角の精度がポイントになります。
2日目 立体化
1日目に組んだ2つの部品を渡すように4枚の板で固定します。ここも垂直が保つのが重要です。また、板をネジで固定する際に板がずれないようにしっかり押さえることやインパクトレンチに力負けしないのが難しいのです。
工具の数が限られているので、待っている間、電動工具が届かない部分にヤスリがけを行っています。
座面の取り付けができたら、ネジ穴を隠すためにダボという丸木を打ち、頭を平らになるよう、特殊なノコギリで切り取っていきます。
3日目 電動サンダーで外側を仕上げ、最後に紙やすりによる内側の最終仕上げ。完成となります。出来映えを評価したら、清掃・器具点検を行い終了。
お持ち帰りとなります。大事にしてくださいね。また、家に帰ったら実習記録を書くのも大切な実習です。
【森林科学科】3年生最後の演習林実習
10月30日、3年生が高校生活最後の演習林実習を行いました。前日の月形は雪が降り、林内には少し雪の残る状態でしたが、それぞれの専攻班に分かれて、看板の設置や殺鼠剤の散布、取り残したデータの収集を行いました。
この日は、3学年を通しても、無雪期の最後の演習林実習であったため、春の演習林実習開始と同様に宿舎前にあるご神木にHR会長がご挨拶しました。
3年間無事に実習を終えて、皆いい顔してます。
終了後はお待ちかね!月形町の皆楽公園で皆でバーベキュー!
まずは、農業クラブ代表幹事からのいただきますでスタート。
炭火を囲みながら、担任の先生を交えてこれまでの実習を振り返りました。
3年生の皆さん、3年間の演習林実習でとても逞しくなりましたね。卒業まで、悔いのない高校生活を送ってほしいと思います。
胆振東部地震の現場などを視察
10月24日、森林科学科2年生は、胆振東部地震で山崩れによる甚大な被害を受けた山林をどのように再生しているのか、その現場を視察に行ってきました。
現場は、安平町瑞穂ダムの上流で、元々広葉樹の天然林だったところです。空知総合振興局林務課の西村様より、被害の規模や状態や再生までの順序を説明していただいた後、胆振森林室の皆様にも加わっていただき質問の時間となりました。そして、再生にどれだけの手間や予算がかかっているかということを知り、改めて地震の被害規模がいかに大きかったのか、そして、その現場に足を踏み入れることができた貴重な体験であることを改めて実感しました。
その後、現場を少し歩き、平坦地にはトドマツ、斜面にはカラマツというように樹種を使い分けていることを確認したり、ドローンで上から被災地の様子を広域的に見せていただきました。また、再生に関わる北海道職員の皆様の仕事についても知ることができました。
午後は、二酸化炭素をより吸収する樹種として注目されているクリーンラーチの採取園を視察させていただきました。カラマツとグイマツの交配種であるクリーンラーチですが、苗の生産が追いついていないことや、クリーンラーチとはどのようなものか、どのように種子の採取を行うかなどの説明と観察を行いました。
全体を歩いて、カラマツとグイマツの母樹を確認したり、見分け方などを教わりましたが、まだ種子ができるまで10年ほどかかるため、樹木の命の長さを実感しました。
また、今回の視察は、株式会社北海道アルバイト情報社様によるコーディネートにより、実施することができました。毎回、色々な方々に大変お世話になっております。この場を借りてお礼申し上げます。
樹木診断出前授業を実施
10月16日、森林科学科2年生は株式会社森林環境リアライズの方々をお迎えして、樹木診断についての出前授業を受けるという貴重な機会を得ました。
樹木医の池ノ谷様のからの講義の後、実際に校内にあるシダレヤナギ3本を実際に診断しました。目視で教わった診断ポイントを基にして、3本中最も危険度の高い木を推測します。その後、最も危険度が高い木について、空洞や腐朽、根本の空洞などと、詳しく観察していきます。樹幹をたたいて音から内部の様子を推測したり、根本の空洞を確認するなどを体験させていただきました。
最後には、木材の硬さを図る高価な機械の使用法を見せていただき、樹幹内部の様子をモニターで観察させていただきました。
天気は雨模様で、少し作業しにくい環境でしたが、樹木診断という難しいテーマでも、自分たちに取り組める内容があるということを知るよい体験となりました。
【森林科学科】森づくり勉強会に参加
10月20日、空知総合振興局森林室が主催する令和7年度森づくり勉強会に森林経営班3年生4名が参加してきました。テーマは「スマート林業」です。作業の効率化や労力軽減のためには、森林林業の分野でもICTの活用は不可欠です。
まずは、ipadを使っての森林調査を体験。演習林では輪尺やワイゼ式測高器、超音波測高器を使っていますが、mapryというソフトを使うと画面をかざすだけで、胸高直径や樹高を測定することができるという優れものです。
続いて、GNSS測位による位置情報を活用した植栽体験です。GISソフトで設定した場所に植栽用の機械を誘導し、決められた場所に苗木を植栽します。こちらは思ったよりも機械が重く、植え穴をあけることに苦戦しました。
この日は、道内各地で初雪のニュースがあり、会場となった芦別市でも遠くの山には雪が見えました。 地元の林業事業体や市町村の皆様と一緒に勉強会に参加し、新たな刺激を得ることができました。今後の専攻班活動に活かしていきましょう!
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