日頃の学習活動

食品科学科の様子

【食品科学科】スモークチキン製造開始

 今年度も、スモークチキンの製造が始まりました。冷たい水を使いながらの作業は大変ですが、クリスマスに素敵な丸鶏をお届けできるように、生徒一同頑張ります。

 また、今年度から食べやすいチキンレッグの販売も開始しますので、よければご購入ください。

【食品科学科】東京でのHANASAKA収穫祭参加

 東京の八重洲にあるYANMAR TOKYOにて、全国農業高校収穫祭HANASAKA収穫祭に参加してきました。全国の農業高校があつまり、授業で製造している加工品や特産品の販売を行いました。

 北海道も7校の学校があつまり販売を実施しました。北海道とは異なる客層にどのような接客をしていくか、他県にはどのような物があるのか、大変勉強になったイベントでした。

【食品科学科】3年食品化学 硬水と軟水

 官能検査実験の前に、硬水と軟水の違いによる風味の差について実験を行いました。硬水に含まれているCaやMgが、紅茶・緑茶の風味に大きな影響を与えています。好みの差はありましたが、大半が硬水で入れたお茶は苦くて好ましくないようです。

 海外に行くことがあれば、食事に使用されている水について、考えてみてください。

【食品科学科】3年食品化学 ビタミンについて

 ビタミンについて学習を行い、その派生でビタミンB2の発光性について学びました。ビタミンB2は紫外線を吸収し黄色く発光します。他のビタミンとの比較をしながら、食べる以外の現象について学習を深めました。

【食品科学科】2年インターンシップ

 2年生はインターンシップにて、食品関連の企業に研修に行きました。製菓店、スーパーなどで、様々な経験を通し「働くとは」について学んできました。巡回を行った際も、皆一生懸命研修先で活動を行っていました。

【食品科学科】3年食品化学 銀鏡反応実験

 銀鏡反応とは、アンモニア性硝酸銀水溶液にアルデヒド(R-CHO)を加えて穏やかに加熱すると、アンモニア性硝酸銀水溶液中に含まれる銀イオンAg+が還元され、Agが生成され鏡のようになる反応です。

 今回は、砂糖(グルコース、フルクトース、マルトース、スクロース)でどのような差が生まれるか実験を行いました。

【食品科学科】3年バター製造

 冬になり、牛乳の乳脂肪分濃度も上がってきました。バターやチーズを作るには最適な季節になってきました。おいしい商品をお届けするため、丁寧に作業をしていきます。

【食品科学科】1M大豆を使ったコピー食品の実験

 1年生は農業と環境の授業で大豆の栽培を行ってきました。その大豆を使用しコピー食品:ブドウジュースを作りました。

 順に添加物を加えていくと味が変化し、香料を添加することで本物に近い風味になります。本物のブドウジュースに近い味を作り出し、好みの風味を飲み比べました。

【食品科学科】農業高校マルシェ参加

 全道から農業高校11校が集まり、6/28㈯に札幌大通公園8丁目にて販売会を実施しました。食品や鉢花などを扱い、多くのお客様にご購入いただくことができました。遠方からお越しいただいたお客様につきましても、本当にありがとうございました。

【食品科学科】学校祭準備

 来週行われる学校祭に向けて、販売商品の製造が行われています。暑い日が続く中でも、愛情込めて一生懸命製造を行っていきますので、ぜひ、学校祭でも食品科学科の学科展示にお越しください。

【食品科学科】2年微生物利用 畜産科学科施設見学

 2年微生物利用の授業にて、畜産科学科にある「資源循環バイオ施設」を見学し、食品以外で微生物がどのような物に利用されているかについて学びました。

 現在この施設では、微生物の好気性発酵を利用した、液体肥料の消化液が作られており、畜産科学科の試験圃場にて散布使用されています。

【食品科学科】3年食品化学 タンパク質の呈色 ビウレット反応実験

 3年食品化学の実験にて、タンパク質の呈色実験「ビウレット反応」を実施しました。

 ビウレット反応は、高分子化合物に反応する試薬を使用した、タンパク質がどの程度含まれているかを目視で確認出来る簡易実験です。卵白・醤油水溶液・アミノ酸の3つで比較を行い、製造工程を考えながら、その含有量について考察をしました。

【食品科学科】きな粉の製造

 1年総合実習の時間で、前年度の先輩が栽培した大豆を使用し、加工服の着衣方法・衛生管理について学びながら、きな粉の製造を行いました。

 1年生は農業と環境の授業にて、原料の生産を学ぶために大豆・水稲の栽培をしている最中です。今後、自分たちの栽培した原料を使用した加工が始まっていきます。

【食品科学科】2年微生物利用 手指等の菌検査

 2年生最初の授業で、手指・髪・アルコール殺菌した指の3種類の菌を培養し、人の身体にはどのくらいの菌が存在しているかを検査しました。

 人それぞれ菌の出現は異なり、黄色やピンク色と様々な菌が出現しました。今後は、この結果を基に「衛生管理の大切さ」に関連付けて勉強を進めていきます。

【食品科学科】グリーンフェア終了

令和7年度のグリーンフェアも無事終了することが出来ました。

今年度は雨天の中での実施だったため、暖かい味噌汁の試食が講評でした。

また、販売物は全て売り切る事が出来ました。朝早くからお並びいただいたお客様も多く居ましたが、希望の商品を購入出来なかった方も多くいらっしゃいました。

6月13日(金)14:00~校内のアンテナショップにて販売が開始します。今回ご購入いただけなかったお客様は、是非アンテナショップにて本校加工品をご購入ください。お待ちしています。

【食品科学科】1年食品製造 コピー食品・廃棄物を有効活用

 本日、1年食品科学科の食品製造の授業にて、コピー食品の座学の派生から、「廃棄物を商品に変える」授業を実施しました。

 味噌の製造などで出るダイズの煮汁を希釈し、糖類・酸・巨峰フレーバーの順に添加していきながら、「ブドウジュース」を作る実験を行い、味や五感の感じ方の変化を体感しました。

 最初は「豆臭い」「健康的な味」などの評価でしたが、巨峰フレーバーを添加した際は、ジュースとしか感じられない事に驚く生徒が多数いました。最後には、おいしいと思えるブドウジュースを作ることが出来ました。

 今後も学びを深め、人の味覚の不思議や原理について更なる興味を持ってもらえればと思います。

【食品・畜産・生活科学科】食品衛生責任者養成講習会 実施

 先日、食品衛生責任者養成講習会を実施しました。

「食品衛生責任者」とは、飲食店や食品製造業、食品販売店などの営業施設において、施設の衛生管理を担う責任者のことです。法令(食品衛生法施行規則)によって、営業者は営業施設ごとに「食品衛生責任者」を設置することが義務付けられています。

 将来、自営業や関連産業に就く際に指導できるよう、卒業までに知識を深化させて続けてください。

【食品科学科】1年生食品製造 黒大豆の煮汁を利用したジュース作り①

 色素とpH、コピー食品についてなど、これまで学習してきた内容を踏まえて「廃棄する不要品を化学の知識で食べられるものに変える」授業を実施します。

 今回は事前学習として、黒大豆に含まれるアントシアニンがpHによってどのように変化するか実験・観察を行いました。

 次回は、フレーバーや液糖などを添加して「嗜好性」を高め、より「ブドウジュース」に近づける実験です。どの班がよりおいしいジュースを作れるか、楽しみですね。

【食品科学科】3年微生物利用 きのこ種菌作り

 12月より、3年生最後の仕上げとしてシイタケの原木栽培について学び、これまで学んできた実験操作等を応用して、シイタケ・ブナシメジの種菌を作成・観察しました。

 無菌操作が上手くいかずやり直した生徒もおり、改めて微生物実験の操作の難しさを体感しました。概ねの生徒は実験に成功し、それぞれの種菌を作成する事ができました。持ち帰る生徒は、自宅にて試行錯誤しながら栽培に挑戦してください。

 ただし、キノコを含め農産物には「育成者権」があります。売買が禁止されている品種も多くありますので、勉強以外での培養・売買は絶対にしないように注意してください。

 これまでの授業お疲れ様でした。