森林科学科の様子
【森林科学科】2年生林業系公務員セミナー
11月28日(木)公務員林業職の仕事の内容について詳しく知るために、林業系公務員セミナーを実施しました。当日は2年生のうち15名が、林業職の仕事を知るために出席しました。また、そのために、林野庁北海道森林管理局と、北海道庁、北海道庁空知総合振興局より本校に来校いただき、直接説明や質疑応答を行っていただきました。
林野庁北海道森林管理局からは総務企画部 増森様より、林業職の魅力や山の楽しさなどを動画なども含め説明していただきまさした。その後、本校卒業生でもある総務課 村田様から入庁から現在までの3つの職場での仕事や生活を紹介していただき、色々な質問に答えていただきました。
北海道職員の説明は、空知総合振興局産業振興部林務課
山田様、さらに空知総合振興局森林室 間所様からお話をしていただきました。休暇やお給料など、聞きにくい内容も話してくださいました。最後に、北海道庁水産林務部 渡邊様より、採用条件や試験について、また、林業職の必要性などについて説明をしていただきました。
講師の方々のお話から仕事に対する誇りややりがいがあふれ、生徒にもその熱気が伝わったようでした。公務員という進路に興味を持った生徒がその内容を理解し、努力を重ね、来年の今頃公務員への切符をつかんでいることを期待せずにはいられません。
さて、おかげさまで、現3年生の公務員志望者8名は、全員が試験を突破し、4名が北海道森林管理局、4名が北海道職員として、内定をいただいています。数年後に、OBとして説明に来てくれるよう、活躍してくれることを祈ります。
【森林科学科】2年生視察研修を実施
11月14日、森林科学科2年生は視察研修として美唄市にある北海道立総合研究機構 林業試験場と江別市にある森林総合研究所 林木育種センター北海道育種場を訪問しました。
林業試験場では、「樹木の香りについて」「森林害虫について」「発芽能力の優れた種子を取るために」をテーマに4名の講師の方よりお話をいただきました。
樹木の葉に水蒸気をあて抽出したフローラルウォーターには、鎮静、覚醒、幸福感など様々な効果があります。皆、思い思いの樹木のブレンドでオリジナルの香りを持ち帰りました。
害虫について、種子の採取についても、森林林業にまつわる最新事情のお話が多く、皆積極的に質問をしていました。
林業試験場にあるメタセコイヤも綺麗な黄金色に。
午後から林木育種センターに移動し、北海道における林木育種についてお話を伺いました。
トドマツやアカエゾマツはさし木が難しく、接ぎ木での繁殖が一般的とのことです。
12月からは、2年生も専攻班活動が始まります。今回の経験を今後の研究活動に生かしてほしいともいます。
【森林科学科】2年生 秋の苗畑実習
長く厳しい北海道の冬に備えて、森林科学科の苗畑では晩秋のこの時期に様々な実習が行われます。
【仮植】
昨年、種まきをしたコナラの苗木を、冬の寒風や積雪から保護するために仮植を行いました。数年後には校地内に植栽し、20年後にはシイタケ原木となる予定です。
【ニオイヒバの冬囲い】
駅前通りに面したニオイヒバの生垣が雪で枝折れしないように冬囲いを行いました。
【トドマツの製材】
演習林実習で自分たちが伐倒し、山から運んできたトドマツの製材を行いました。製材機は今年入ったばかりの新品です!
丸太から4面を落とし、角材にしていきます。
製材した材は、1年間乾燥させ翌年の木材加工実習で使用されます。
【薪割り、チップ化】
製材で出た端材は薪割り機にかけ細く割り、さらにチッパーにかけ、細かく砕きます。
細かく砕かれた木片(チップ)は、見本林の通路や演習林のぬかるみに敷き詰められます。伐倒した丸太は、板材、チップと姿を変え、無駄になるところがなくすべて有効活用されます。
これにて、外での苗畑実習もひと段落。
次は木材加工実習が本格化していきます。
【森林科学科】放課後木工実習の様子
1年生の放課後実習では、3日間をかけた手工具による木箱の木工実習を行いました。
0日目:板材にのこぎりを入れる線を引いていきます。(事前に授業内で実施します)
1日目:線に沿って、材をのこぎりで切り取ります。次にカンナで材の角を少し落とす面取りを行います。その後、底板に釘を打つ位置をはかり印をつけます。カンナの刃の出し方に苦戦しました。
2日目:昨日切った板には、木を組むための切り取り位置が書いてあるので、その線に沿って切り取っていきます。この日はノミを使います。これで部品が出来上がり。木を組んで、四角い枠の状態にします。ボンドを塗り、固定してボンドが乾くまで置く。がたつかないように調整するところが大事。
3日目:底板をボンドと釘を使って取り付けます。最後に紙やすりで仕上げて完成。後半はヤスリでこする音だけが部屋に響きます。出来上がった箱の評価が終わったら、工具箱の中や周辺の最終清掃と器具点検をして終了となります。出来はまちまちですが、せっかく苦労して作ったので、大事に使ってあげてください。
【森林科学科】1年生 秋の演習林実習より
秋が深まり、演習林実習もひとまず一段落となります。そこで、1年生の秋の演習林実習をご紹介します。
①森林調査(10/9)
森林の構造を知るために、一定の区画の中にどのように樹木が分布・生育しているかを調べる実習です。正方形の区画のどの位置に何の木があって、どのくらいの太さでどのように枝葉が広がっているのかを1本1本調べていきます。と書くと難しそうですが、みんなで協力すればさほど辛いこともありませんでした。協力することの大切さや楽しさも感じとることができる実習となりました。帰ってからのデータ整理は結構大変ですが。写真は木の位置を測っているところです。これ以外にも記録係や木を揺すって枝先の位置を教える係、照度を読み取る係など色々な仕事を分担していました。
②丸太運搬(10/28)
2年生が伐倒実習で伐った木を森に残せば、いずれ分解され土に還ります。でも、それではCO2も減らない。同時に、木材は木工実習などの大切な資源でもあります。ですから、これを運び出す必要があるのです。
要は力仕事です。古くさい内容かもしれませんが、写真を見ると、結構みんな楽しそうなのです。
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