日頃の学習活動

森林科学科の様子

【森林科学科の様子】床がえ実習

 苗木は、学校の苗畑で数年かけて育ててから、初めて山に植えることができるようになります。

秋のうちに一度掘り返した苗木を、再び苗畑に戻す作業を床がえといいます。2年生の実習の様子をお伝えします。

 苗木を植える位置は、植樹と同じように割り箸で目印をつけてあります。同じ間隔で植えた方が、管理も生育も安定します。

  植え方も植樹と同じです。まず、根の張りよりも大きめの穴を掘ります。そこに苗を浮かせておき、少し震わせながら土を入れていきます。

 

最後に苗を軽く引っ張りながら根の周りの土を足で踏み固めていきます。

こうして、少しずつ大きくして、丈夫な苗を育てていきます。3年生になると、この苗の一部を持って演習林に植える実習が待っています。