森林科学科の様子
【森林科学科】1年生宿泊演習林実習
9月19~20日(木・金)、1年生は初めての宿泊演習林実習を実施しました。
初日は、演習林でのコンパス測量。32点ある測点間の角度と距離をポケットコンパスという林業ではお馴染みの器械で測っていきます。ある意味チームワークを試される場面ですが、どうにか乗り切りました。誤差が大きすぎると測り直しなのですが、みんな元気に走って再チャレンジしていました。
今回泊まるのは道民の森神威尻地区。夕食は自炊でカレーライス、自分たちで栽培したジャガイモの一部も加えたがっつり調理です。切りかたも個性満点でした。自分たちが作った分はしっかり完食しました。
2日目は、TEC(当別エコロジーコミュニティ)の皆さんを迎えての特別講義。自分たちが描いた自然風景の絵に、人間の活動を加えていくと・・・深く考えさせられる内容でした。
その後、移動し植樹されたアカエゾマツの枝打ちを行いました。現場は道が管理している場所で、空知振興局林務課や石狩総合振興局森林室の皆さんが説明と指導に当たってくださいました。
4月に買った腰のこ、半分の生徒がデビュー戦でしたが、すぐに扱いにも慣れケガもなく作業を進めることができました。そして、宿命ともいえる松脂(まつやに)との戦い。松脂がつくと、摩擦で徹底的に切りにくくなるのです。2時間ほどの実習の中で、2~3回のヤニ取りタイム。これも経験です。
この経験が今後の実習や学校生活に生きてくることでしょう。
【森林科学科】1年生林業技術現場学習
9月11日(水)森林科学科1年生は、林業や木材産業の現場の現場体験学習を実施しました。はじめは、林業=伐採地に向かいました。卒業生も多々お世話になっている、千歳林業株式会社様が伐採している現場です。そこでは、伐採・枝払い・玉切り(専門用語ばかりですみません。木を切って、不要な枝を落とし、長さを揃えて丸太を切るという作業が1台でできるすごい機械です。)や、丸太をつかんで運ぶことができるグラップルという機械が活躍。その活躍ぶりを見学した後、実際に機械に乗って少しだけ体験しました。
←これがハーベスタ。
林業版収穫マシーン
いや万能です。
グラップル体験では、丸太をつかんでみる操作にも挑戦させていただきました。
次に訪れたのは、赤平市にある空知単板工業様。こちらでは、丸太から用途や要望に合わせた数多くの製品を製造。広い工場を6班に分けて詳しく説明していただきました。アロマなど新しい取り組みも目にして、木材産業の幅広さや可能性を知ることができました。
原料の丸太が角材状になる工程。自動化も進み効率的で安全性も高い感じがしました。
最終工程のひとつ。薄くスライスされた単板という製品が続々と生まれていきます。
1日かけて、原料生産と材としての利用の現場を見学させていただきました。これを機会に林業への興味がさらに高まったのではないかと思います。
見学にご協力いただいた各企業様や、ご指導下さった北海道林業機械化協会様、北海道庁水産林務部様、空知総合振興局産業振興部林務課の各職員の皆様、ありがとうございました。
【森林科学科】MIKASA AMUSEMENT PARK OUTDOOR WORLD 2024に参加
9月7日(土)MIKASA AMUSEMENT PARK OUTDOOR WORLD 2024に参加しました。
出展内容はバードコールづくり。小枝を使って小鳥の声をまねできる魔法の道具です。(本当に鳥さんが来るのです)アウトドア好きの方にはきっと喜んでいただけると、自信を持って参加。ちびっ子たちを中心に沢山の方に体験していただきました。
さて作り方ですが、①木を選ぶ(樹種は5種類)②木を使いやすい長さに切る③ねじを入れる穴を空ける④ねじを入れ、回したら鳴る所を探す⑤鳴ったらストラップを付けて首から下げ、嬉しそうにする。という手順です。
のこぎりを使うだけでもどきどき体験。そして、なかなか鳴らない木が鳴り出したときの感動を味わっていただけたと思います。
鳴かなければ鳴くまで努力しました。
今回の参加生徒は1年生5名でしたが、お客さんが困っていることを理解し丁寧に優しく対応できました。
ということで、充実した行事と交流をさせていただき、感謝でした。
【森林科学科】資格取得 小型フォークリフト
夏休みに入ってすぐの7月24日(水)~26日(金)、森林科学科では、小型フォークリフト特別教育が行われました。この講習は講義1日(全体)、実技1日(3年生と、1,2年生が1日ずつ)で行われ、フォークリフトを使用した作業を安全に行うための基礎的な内容です。暑い中の講習でしたが、森林科学科生徒1~3年生、合計22名が講習と実技の規定時間をクリアし、資格を取得することができました。
実技①まずは走行。指定されたコースを前進、後退を交えて、正確に走るのが課題です。
積載重量1トン未満の小型機械ですが、自動車の運転経験もないため、ほとんどの生徒は、戸惑ってしまいましたが、少しずつ慣れ、無事に終えることができました。
実技②フォークリフトは、大きく言うと安全に荷物を持ち上げ、運び、下ろすという流れです。それぞれに安全ルールが定められているので、それをクリアしながら課題をクリアします。
【森林科学科】夏休み前のひと踏ん張り!~3F演習林実習を行いました!~
森林科学科3年生(3F)は7月19日(金)に、第4回演習林実習を実施しました。今回の実習もそれぞれ選択している4つの研究班に分かれた実習内容となります。
当日は、熱中症対策を万全にしながら、各班は精力的に取り組んでいました。今回はその一コマをお伝えします。
<森林経営班の様子>
演習林をさらに詳しく把握するため、森林調査を行いました。
<森林立地環境班>
演習林内で掲示教育を推進するための看板設置が完了しました。
<森林資源活用班の様子>
間伐材を活用した林道修復を目指し、原木を運びました。
<木育班>
刈払機やチェーンソーを使用して草木で繁茂してしまった林道を整備しました。
3年生の演習林実習も全7回のうち半分が終了です!
一つひとつの学びが卒業へのカウントダウンに繋がっていきます。
岩農に関すること
・R7 年間行事予定.pdf
北海道教育委員会
・「学力向上」保護者向けページ
・学力・体力向上運動
・病気療養等の教育保障
岩農フォルダ
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1 R7 全道技術競技大会(岩農)結果速報.pdf
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2 R7 全道技術競技大会(岩農)結果速報 (全道1位).pdf
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3 R7 全道技術競技大会(岩農) 審査講評.pdf
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