投稿日時: 2024/11/18
教員22
長く厳しい北海道の冬に備えて、森林科学科の苗畑では晩秋のこの時期に様々な実習が行われます。
【仮植】
昨年、種まきをしたコナラの苗木を、冬の寒風や積雪から保護するために仮植を行いました。数年後には校地内に植栽し、20年後にはシイタケ原木となる予定です。
【ニオイヒバの冬囲い】
駅前通りに面したニオイヒバの生垣が雪で枝折れしないように冬囲いを行いました。
【トドマツの製材】
演習林実習で自分たちが伐倒し、山から運んできたトドマツの製材を行いました。製材機は今年入ったばかりの新品です!
丸太から4面を落とし、角材にしていきます。
製材した材は、1年間乾燥させ翌年の木材加工実習で使用されます。
【薪割り、チップ化】
製材で出た端材は薪割り機にかけ細く割り、さらにチッパーにかけ、細かく砕きます。
細かく砕かれた木片(チップ)は、見本林の通路や演習林のぬかるみに敷き詰められます。伐倒した丸太は、板材、チップと姿を変え、無駄になるところがなくすべて有効活用されます。
これにて、外での苗畑実習もひと段落。
次は木材加工実習が本格化していきます。