日頃の学習活動

食品科学科の様子

【食品科学科】3年微生物利用 きのこ種菌作り

 12月より、3年生最後の仕上げとしてシイタケの原木栽培について学び、これまで学んできた実験操作等を応用して、シイタケ・ブナシメジの種菌を作成・観察しました。

 無菌操作が上手くいかずやり直した生徒もおり、改めて微生物実験の操作の難しさを体感しました。概ねの生徒は実験に成功し、それぞれの種菌を作成する事ができました。持ち帰る生徒は、自宅にて試行錯誤しながら栽培に挑戦してください。

 ただし、キノコを含め農産物には「育成者権」があります。売買が禁止されている品種も多くありますので、勉強以外での培養・売買は絶対にしないように注意してください。

 これまでの授業お疲れ様でした。

 

【食品科学科】公開試食会実施

 令和6年12月4日、3年食品科学科の生徒による公開試食会が行われました。

 この試食会は、日頃生産管理をしていただいている、農業科学科・畜産科学科の先生、授業でお世話になっている普通学科の先生方にこれまでの学習の成果を発表する場です。

 使用した食材のほとんどは本校で生産された物で、フードデザインの授業で学んだ内容を踏まえてレシピを作っています。今回の試食会を通して、勉強してきた成果を遺憾なく発揮していたと感じました。

【食品科学科】3M食品化学 クエン酸生産かびの分離と培養

 3年食品化学の授業で、クエン酸生産かびの分離と培養の実験を行いました。本校では、麹を使用して味噌を製造しているため、関連付けて授業を実施しています。

 今回実験で使用したカビは、黒麹カビであったため、普段使用している麹との味の違いや、クエン酸生成について勉強を行いました。

【食品科学科】HANASAKA収穫祭(東京)参加

 令和6年11月3日~4日に東京のYANMAR TOKTYOと大丸で行われた、全国農業高校収穫祭HANASAKA収穫祭に参加をしてきました。

 本校は食品科学科3年生2名が参加し、北海道とは異なる環境・客層での販売を実学しました。

 また、全道から8校が参加し、各学校の販売物を見たり、交流を深めることも出来ました。大丸会場では本州の学校の販売物が多くあり、気候も異なる環境で育つ作物も多くあり、沢山の刺激を受けることが出来ました。

【食品科学科】1M食品製造 きな粉作り

 令和6年10月28日に1Mの食品製造の授業にて、きな粉を作りました。農業と環境の授業で栽培した黒大豆を使って、ダイズの加工品の勉強もしながらきな粉を作ります。初めてきな粉を作る生徒も多く、炒り時間に苦戦しながら、様々な風味のきな粉が出来ました。今後の餅つき時に食べる時が楽しみです。

【食品科学科】スモークチキン製造開始

 10月中旬から12月に販売するスモークチキンの製造が開始しました。ニワトリの品種・体の部位名など勉強をしながら製造を実施します。冬の時期で冷たいまま作業をすることは大変ですが、購入者の笑顔のため、一生懸命製造を行っていきます。

 

【食品科学科】酪農学園大学見学

 令和6年10月22日に、食品科学科2年生が酪農学園大学見学に行きました。他学科とも高大連携をしている酪農学園大学ですが、食品関係の学部を中心に施設見学・ミニ授業参加をさせていただきました。参加した2年生は、今後の進路について意識を高められた1日となりました。

【食品科学科】農業と環境 ダイズの刈り取り

 令和6年10月17日に、農業と環境の授業にてダイズの刈り取りを行いました。5月に播種を行ってから様々な学習と圃場管理をしてきましたが、ついに刈り取りの時期が来ました。

 この後は、仁王積みで乾燥させ、脱粒し、2年次に味噌の製造を実施します。自分たちが栽培した原材料がどのように加工されていくか、勉強を深めていきます。

 また、乾燥後のダイズはきな粉にも加工し、冬に栽培したもち米も餅に加工し実食します。一生懸命栽培した作物を食べる時が楽しみです。

【食品科学科】食彩フェアinアリオ札幌店 参加

 令和6年10月12日に、札幌のイトーヨーカ堂アリオ札幌店にて、第20回目となる食彩フェアにて販売を実施しました。

 イトーヨーカ堂は2025年1月に閉店となるため、今年度で最後の実施となりました。今まで大変お世話になった分も含め、参加生徒達も一生懸命販売を行っていました。

 

 

【食品科学科】農業と環境 稲刈り実施

 4月に播種をしたもち米も、いよいよ収穫の時を迎えました。

 雨などの影響で例年よりもぬかるむ足下でしたが、無事に収穫をすることが出来ました。慣れない中腰作業のため、後半はバテ気味でしたが最後まで実習をやりきることが出来ました。

 この後は、はさがけにて乾燥をし、水分値が適正になってから脱穀・精米をしていきます。