食品科学科

食品科学科 【目標】

 農 畜 産 物 の 生産 学 習 、食 品 の 加 工、貯 蔵 、品 質 管 理 、衛 生 に 関
す る 知 識 と 技術 を 習 得 さ せ、微 生 物 活 用 や 食 品 科 学 の 基 礎を 理 解
さ せ る と と もに 、食 品 関 連 産 業 技 術者 と し て の 能 力 と 態 度を 育 成
する。

 

令和5年度 進路

【大学・短大】 1名  【専門学校】 16名  【就職】 13名

 

取得可能資格

食品衛生責任者養成講習  社会人マナー検定  全経簿記能力検定

全経電卓計算能力検定  情報処理検定各級  日本農業技術検定

日本漢字能力検定  実用英語技能検定  実用数学技能検定  

ガス溶接技能講習  アーク溶接特別安全衛生教育

 

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日頃の学習活動

食品科学科の様子

【食品科学科】1年食品製造 コピー食品・廃棄物を有効活用

 本日、1年食品科学科の食品製造の授業にて、コピー食品の座学の派生から、「廃棄物を商品に変える」授業を実施しました。

 味噌の製造などで出るダイズの煮汁を希釈し、糖類・酸・巨峰フレーバーの順に添加していきながら、「ブドウジュース」を作る実験を行い、味や五感の感じ方の変化を体感しました。

 最初は「豆臭い」「健康的な味」などの評価でしたが、巨峰フレーバーを添加した際は、ジュースとしか感じられない事に驚く生徒が多数いました。最後には、おいしいと思えるブドウジュースを作ることが出来ました。

 今後も学びを深め、人の味覚の不思議や原理について更なる興味を持ってもらえればと思います。

【食品・畜産・生活科学科】食品衛生責任者養成講習会 実施

 先日、食品衛生責任者養成講習会を実施しました。

「食品衛生責任者」とは、飲食店や食品製造業、食品販売店などの営業施設において、施設の衛生管理を担う責任者のことです。法令(食品衛生法施行規則)によって、営業者は営業施設ごとに「食品衛生責任者」を設置することが義務付けられています。

 将来、自営業や関連産業に就く際に指導できるよう、卒業までに知識を深化させて続けてください。

【食品科学科】1年生食品製造 黒大豆の煮汁を利用したジュース作り①

 色素とpH、コピー食品についてなど、これまで学習してきた内容を踏まえて「廃棄する不要品を化学の知識で食べられるものに変える」授業を実施します。

 今回は事前学習として、黒大豆に含まれるアントシアニンがpHによってどのように変化するか実験・観察を行いました。

 次回は、フレーバーや液糖などを添加して「嗜好性」を高め、より「ブドウジュース」に近づける実験です。どの班がよりおいしいジュースを作れるか、楽しみですね。

【食品科学科】3年微生物利用 きのこ種菌作り

 12月より、3年生最後の仕上げとしてシイタケの原木栽培について学び、これまで学んできた実験操作等を応用して、シイタケ・ブナシメジの種菌を作成・観察しました。

 無菌操作が上手くいかずやり直した生徒もおり、改めて微生物実験の操作の難しさを体感しました。概ねの生徒は実験に成功し、それぞれの種菌を作成する事ができました。持ち帰る生徒は、自宅にて試行錯誤しながら栽培に挑戦してください。

 ただし、キノコを含め農産物には「育成者権」があります。売買が禁止されている品種も多くありますので、勉強以外での培養・売買は絶対にしないように注意してください。

 これまでの授業お疲れ様でした。

 

【食品科学科】公開試食会実施

 令和6年12月4日、3年食品科学科の生徒による公開試食会が行われました。

 この試食会は、日頃生産管理をしていただいている、農業科学科・畜産科学科の先生、授業でお世話になっている普通学科の先生方にこれまでの学習の成果を発表する場です。

 使用した食材のほとんどは本校で生産された物で、フードデザインの授業で学んだ内容を踏まえてレシピを作っています。今回の試食会を通して、勉強してきた成果を遺憾なく発揮していたと感じました。

【食品科学科】3M食品化学 クエン酸生産かびの分離と培養

 3年食品化学の授業で、クエン酸生産かびの分離と培養の実験を行いました。本校では、麹を使用して味噌を製造しているため、関連付けて授業を実施しています。

 今回実験で使用したカビは、黒麹カビであったため、普段使用している麹との味の違いや、クエン酸生成について勉強を行いました。

【食品科学科】HANASAKA収穫祭(東京)参加

 令和6年11月3日~4日に東京のYANMAR TOKTYOと大丸で行われた、全国農業高校収穫祭HANASAKA収穫祭に参加をしてきました。

 本校は食品科学科3年生2名が参加し、北海道とは異なる環境・客層での販売を実学しました。

 また、全道から8校が参加し、各学校の販売物を見たり、交流を深めることも出来ました。大丸会場では本州の学校の販売物が多くあり、気候も異なる環境で育つ作物も多くあり、沢山の刺激を受けることが出来ました。

【食品科学科】1M食品製造 きな粉作り

 令和6年10月28日に1Mの食品製造の授業にて、きな粉を作りました。農業と環境の授業で栽培した黒大豆を使って、ダイズの加工品の勉強もしながらきな粉を作ります。初めてきな粉を作る生徒も多く、炒り時間に苦戦しながら、様々な風味のきな粉が出来ました。今後の餅つき時に食べる時が楽しみです。

【食品科学科】スモークチキン製造開始

 10月中旬から12月に販売するスモークチキンの製造が開始しました。ニワトリの品種・体の部位名など勉強をしながら製造を実施します。冬の時期で冷たいまま作業をすることは大変ですが、購入者の笑顔のため、一生懸命製造を行っていきます。

 

【食品科学科】酪農学園大学見学

 令和6年10月22日に、食品科学科2年生が酪農学園大学見学に行きました。他学科とも高大連携をしている酪農学園大学ですが、食品関係の学部を中心に施設見学・ミニ授業参加をさせていただきました。参加した2年生は、今後の進路について意識を高められた1日となりました。

食品科学科については以下のインスタグラムをご覧ください。

 

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