日頃の学習活動

森林科学科の様子

【森林科学科】2年生(2F)のようす ~地域との木育コラボイベントを開催!~

 森林科学科2年生・木育班は、2月17日(土)~2月18日(日)にかけて、三井アウトレットパーク札幌北広島で開催された「空知おいしいものマルシェ」に、木育ブースを出展しました。

 このイベントは、空知信用金庫様が中心となり、岩見沢市近郊の自治体の皆様が参加する、地域振興型の共同イベントとなります。

 森林科学科・木育班は、日本理化学工業株式会社様の消えるクレヨン「キットパス」とコラボし、間伐材を活用したクレヨンボードのお絵描き体験などを運営しました。

 当日は、北広島市という立地もあって、日本人だけではなく外国人の方など、たくさんのお客様にご体験いただき、自分たちで準備したキットすべてを提供することできました。

 今回の振り返りをもとに、今後も試作品を重ね、よりよい木育が地域に提供できるように、そして木の素晴らしさを伝えられるように、今後も活動を継続していきます。

 

空知信用金庫 地域支援部長の小川様との記念撮影

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【森林科学科】 森林資源活用班

森林科学科3年生の専攻班活動、今年度も始まりました。森林資源活用班は、『廃材の有効活用~商品開発を目指して~』のテーマで活動を開始。

 商品開発第1弾として、空知信金さん協力のもと、暁 パティスリーフルタ清田店様の店先にベンチを置かせていただいています。北海道の冬は長いため、収納できるよう折りたたみのベンチを作成。そのベンチをグリーンフェアで展示し『是非買いたい』とお客様の声がありました。期待に応え、学校祭の販売に向けて生徒は制作に頑張ります。

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【森林科学科】2年生演習林での伐倒実習を実施

 5月9日、3年生に続いて2年生も第1回目の演習林実習を行い、直径10~16cmほどのトドマツの小径木をノコギリで伐倒しました。

 木を倒す方向を決め、受け口、追い口、切り残し、と4月に学んだ伐木等特別教育をもとに慎重に作業を進めます。生徒たちからは「頭では分かっていても、実際にやってみると難しい」「木が倒れたときは達成感を感じた」といった感想があがっていました。

 月形演習林は、ちょうど芽吹きの季節を迎えています。山全体にアカイタヤの春紅葉が見られ、林床にはエゾエンゴサクやニリンソウが咲き、春ならではの山の景色となっていました。

 次回からは、いよいよチェーンソーや刈り払い機を使った実習が始まります。

【森林科学科】令和6年度 演習林実習がスタート!

 森林科学科3年生(3F)は、5月8日(水)に演習林実習を実施しました。

 毎年、3年生が全学年通して最初の実習となります。

 実習前には、宿舎前にあるシナノキの大木に集まり、ホームルーム会長が「今年度の実習も林業災害を絶対を起こさないこと」や「最後の実習まで仲間と協力して取り組むこと」などを宣誓し、クラスで想いを一つにしました。

 

 そして、1回目の実習は植え付け実習(卒業記念植樹)です。

 自分達で育てた苗木を丁寧に演習林に植え、「卒業後またこの場所で会えたらいいね」などの会話も交えながら取り組みました。

 次回からは専攻班(学習グループ)に分かれて行い、10月までに全7回を実施予定です。

 

 

【森林科学科】シイタケの植菌実習スタート

 森林科学科では4月22日より放課後実習がスタートしました。はじめに2年生が4回に渡ってシイタケの植菌を実施。初めて使う電動ドリルでミズナラの原木に穴をあけ、種菌を植え込みました。

 今回植菌をした原木は、来年の春から発生操作を行う予定です。5月11日に行われるグリーンフェアでは、昨年植菌をし、十分にシイタケ菌が回った原木を1本1000円で販売します!ぜひお越し下さい。

 

【森林科学科】2年生伐木等特別教育、刈払機安全教育 全員修了!

 4月17日~19日、北海道林業機械化協会のご協力の下、2年生を対象に伐木等特別教育及び刈払機安全教育を実施しました。

 2年生の演習林実習は、チェーンソーと刈り払い機の操作技術の習得が主となります。今回の講習で機械の始動から操作、使用後の整備までをしっかり学びました。今後は、演習林での実践に向けて練習あるのみです。

【森林科学科】3年生の管理実習がスタートしました!

 森林科学科3年生(3F)は、圃場(学科の実習地)の雪解けが進んだため、クラス全員で管理実習を行いました。

 当日はそれぞれが所属している専攻班(森林経営班・森林立地環境班・森林資源活用班・木育班)に分かれ、原木シイタケ栽培で使用するビニルハウスのビニールを張ったり、樹木の冬囲いを外したりするなど、実習地の整備に向けて、全員が精力的に取り組みました。

 

 今年の春は例年よりも暖かく、私たちが屋外で活動できる時間はいつもより早く迎えそうです。

 

 今年度も、事故無く、丁寧に、そして一つでも多くの知識や技術を身に付けられるように、森林科学科の実習はスタートしていきます!

【森林科学科】第104期生 祝 入学

 4月9日(火)、森林科学科第104期生が入学いたしました。

 ご入学おめでとうございます。

 今は、期待と不安で胸がいっぱいだと思います。今週はオリエンテーションや基礎学力テストなど・・・。

 来週からは、授業や実習が始まりす。『森林科学科に入学して良かった』と思えるような3年間にしていきましょう!

【森林科学科】2年生 北森カレッジ出前講座を受けました

2月19日(木)、2年森林科学科の生徒30名が、北海道立北の森づくり専門学院(通称:北森学院)の出前講座を受講しました。

 前半は、日本の林業の現状や林業先進国フィンランドの様子、チェーンソーの競技などの説明や紹介を受けました。

 後半は2班に分かれ、

①チェーンソーの扱い方の基本

 エンジンは動いていませんが、久々に触るチェーンソーに戸惑いながら,安全装置(ブレーキ)の効率的で格好良い扱い方を教わりました 。「何より安全が優先する」のです。

②ハーベスタシミュレーターの体験

 林業の機械化は急速に進んでいます。ハーベスタは林業機械の中で一番万能な機械ですが、そういった重機を練習するチャンスはそう多くなりません。北森カレッジにはそれを疑似体験するシミュレーターがあるため、それを持参していただき、生徒が実際に体験出来ました。移動用なので、画面は小さいですが、レバーを握って丸太を持ち上げて運ぶ練習を体験し、採点までしてもらえます。もちろん、全員が初めての体験ですが、写真の生徒は合格点を獲得しました。 

 お忙しい中、旭川からわざわざ岩見沢までお越しいただきありがとうございました。

 生徒も、楽しく学ぶことができました。

 

【森林科学科】パラグアイからこんにちは!カアサパ農業高校とのリモート交流授業を実施

 JICA「世界の笑顔のために」プログラムにおいて、本校サッカー部のサッカーボールをお送りしたご縁で、パラグアイCaásapa(カアサパ)農業高校の皆さんと森林科学科2年生が3月19日に交流授業を行いました。

 日本との時差は12時間、こちらが朝9時のところ、現地は夜の9時にスタート。全寮制の学校であるため、夕食後に全校生徒の皆さんに集まっていただき、お互いの学校の紹介を行い、質問タイムを設けました。

 カアサパ農業高校の皆さんからは「どうしてみんな同じ服を着ているの?ネクタイがかっこいい!」「普段はどんな肉を食べているの?」「高校卒業後の進路は?」や日本のアニメについての質問が出ていました。

 森林科学科2年生からは「森林分野でやっている実習は?」「どんな食べ物が好き?」「寮生活で大変なことは?」などの質問があり、同じ農業を学ぶ高校生としての共通点やパラグアイならではの文化について、理解を深めました。

 終了後には「日本とは異なることが多かったのですが、同じ高校生らしさを感じ取ることができました。」「お互い農業系のことを学んでいる者同士頑張っていきたい。」「国が違うと服装や授業の受け方も違い、驚きました。全校生徒の仲が良さそうで、楽しそうな雰囲気が伝わってきました。もっと他の国も調べてみたいと思えた時間になりました。」といった感想が寄せられました。

 カアサパ農業高校には、北海道の農業教員である嶺元麻帆さんがJICA海外協力隊として派遣されています。カアサパ農業高校のみなさん、嶺元さん、ご協力ありがとうございました。

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