日頃の学習活動

森林科学科の様子

【森林科学科】無印良品で木育ワークショップを開催

12月8日、森林科学科では無印良品コープさっぽろ岩見沢南店において木育ワークショップを行いました。

クリスマス間近のため、本校の伐った木の円板やどんぐり、まつぼっくりを使ってクリスマスオーナメントを作りました。

お絵描きコーナーや積み木コーナーもあり、子どもたちも楽しく遊んでくれました。

雪が降り足元の悪い中でしたが来店した皆さま、ありがとうございました。

【森林科学科】空知管内林業就業セミナー開催

12月6日、空知総合振興局において森林科学科2年生を対象とした林業就業セミナーが開催されました。本セミナーは、空知地域林業担い手確保推進協議会により開催されています。

今年は初めての試みとして、「林業ってどんな仕事?」をテーマにトークセッションが行われました。生徒たちは「どんな人材を求めていますか?」「失敗した時や辛かった時にどのように対応していますか?」「家族と過ごす時間は十分にありますか?」などの質問をし、6名のゲストから回答をいただきました。

その後、各グループに分かれ、各事業体の業務内容や特色についてお話をいただきました。

生徒たちからは、「会社によっていろいろな考え方を持っていることを知った」「お話を聞き、実際に働いてみたいと思った」「働く上で大切なことを聞くことができた」といった感想がありました。今回の経験を踏まえて、今後、生徒たちは卒業後の進路について具体化していきます。

参加いただきました松原産業株式会社、玉田産業株式会社、堀川林業株式会社、有限会社スリースターズ興業、及川産業株式会社、有限会社黒田重機、合同会社おおにし造林、なかそらち森林組合、北空知森林組合の皆様、ありがとうございました。

【森林科学科】トドマツ材をつかった工作椅子の制作

1年生に続き、2年生も本校演習林から伐り出したトドマツ材を用いて、放課後実習で木工実習を行いました。

今回のテーマは、「林産物利用」の授業で学んだ木材加工機械の利用方法の習得です。自動かんな盤、丸のこ盤、電動サンダ、インパクトドライバー、レーザー加工機を使って工作椅子を完成させます。

始めに自動かんな盤、丸のこ盤を用いて部材を切り出していきます。初めての電動機械の使用に、皆緊張気味です。

 

釘打ちは1年生の時に学んだことを生かして、金づちを打ち分け。

 少しのずれもないように、慎重に座面の取り付けを行います。

電動サンダで磨いた後は、細かいところを丁寧に手で磨き上げます。時間をかけてやすり掛けをした椅子は本当に滑らかな肌触りです。

 完成した工作椅子です!裏面にはレーザー加工機でそれぞれ思い思いの言葉を印字しています。

【森林科学科】2年生林業系公務員セミナー

11月28日(木)公務員林業職の仕事の内容について詳しく知るために、林業系公務員セミナーを実施しました。当日は2年生のうち15名が、林業職の仕事を知るために出席しました。また、そのために、林野庁北海道森林管理局と、北海道庁、北海道庁空知総合振興局より本校に来校いただき、直接説明や質疑応答を行っていただきました。

林野庁北海道森林管理局からは総務企画部 増森様より、林業職の魅力や山の楽しさなどを動画なども含め説明していただきまさした。その後、本校卒業生でもある総務課 村田様から入庁から現在までの3つの職場での仕事や生活を紹介していただき、色々な質問に答えていただきました。

北海道職員の説明は、空知総合振興局産業振興部林務課
 山田様、さらに空知総合振興局森林室 間所様からお話をしていただきました。休暇やお給料など、聞きにくい内容も話してくださいました。最後に、北海道庁水産林務部 渡邊様より、採用条件や試験について、また、林業職の必要性などについて説明をしていただきました。

講師の方々のお話から仕事に対する誇りややりがいがあふれ、生徒にもその熱気が伝わったようでした。公務員という進路に興味を持った生徒がその内容を理解し、努力を重ね、来年の今頃公務員への切符をつかんでいることを期待せずにはいられません。

さて、おかげさまで、現3年生の公務員志望者8名は、全員が試験を突破し、4名が北海道森林管理局、4名が北海道職員として、内定をいただいています。数年後に、OBとして説明に来てくれるよう、活躍してくれることを祈ります。