森林科学科の様子
【森林科学科】苗畑での実習スタート
4月30日(水)、森林科学科2年生が苗畑での実習をスタートさせました。苗畑で最初に行う実習は床替えです。
床替えとは、成長に合わせて苗木をより広い間隔に植え替えていく作業です。昨年秋に冬の寒風や積雪を避けるために掘り起こし、仮植していた苗木を苗畑に植えていきます。
先輩たちが種まきをしたトドマツやエゾヤマザクラ、ミズナラ、さし木によって繁殖させたニオイヒバ、北海道林業試験場や北海道山林種苗協会より提供していただいたトドマツやグイマツ、クリなど、本校の苗畑では、12種おおよそ1000本の苗木を育てています。
大きく育った苗木は、3年生の手によって月形演習林や校地内に植栽されます。
いつもより春の訪れの早かった岩見沢では、床替え実習も例年よりも1週間ほど早く実施しました。今後、苗木が順調に育っていくように放課後実習などでしっかり管理していきます。
【森林科学科】チェーンソー教育講習を開催しました!
森林科学科2年生は4月21日(火)から3日間、一般社団法人北海道林業機械化協会様の御協力のもと、「伐木等の業務に係る特別教育(チェーンソー教育講習)」を開催しました。
初日の座学講義では、機械の構造や安全確認の方法、林業現場における事故事例とその発生原因を学び、その後の実技では、初めて握るチェーンソーの重さと振動は想像以上だったようでした。
少し戸惑いも感じながらも、講師の先生のお手本を真剣に確認する姿が印象的でした。
本講習後は、月形演習林にフィールドを変えて、実践的な林業の学びへと発展させていきます。
目指せ!森林・林業のスペシャリスト!
【森林科学科】放課後実習始まりました
新学年が始まり、放課後実習が始まりました。まずは2年生のシイタケ実習です。
シイタケ実習とは、シイタケの採れるほだ木をつくる、とてもわかりやすい実習です。
材料①は左の写真、ミズナラの木です。北海道ではこの木を使います。この材がシイタケ菌の栄養になるのです。
材料②がシイタケ菌です。形成菌という、作業が楽でかつ定着しやすい優れものです。乾燥に弱いので、濡れタオルで保護しながら作業します。
授業中に穴を空ける場所に印をつけておきました。あとは、穴を開けて菌を植え付けるだけ。
穴開けは、電動ドリルでの作業となります。木工実習にならい、手袋はしませんが、ケガをしないように押さえる手の位置に気をつけます。また、樹皮面に対して、垂直に穴を開けることが大切です、生徒が「一番難しい」と言って苦心しています。概ね20~25個ほどの穴を開けたらすぐに植菌の作業に送ります。
植菌は穴の中に、ひたすら菌を埋め込んでいきます。注意するのは、深く埋めすぎず、表面を樹皮と同じ高さにすること。穴開けもそうですが、すぐにコツをつかんでいきます。
こうしてできあがった榾木(ほだぎ)は、菌を確実に回すための仮伏せという工程に入ります。湿度と温度を高め、菌が確実にミズナラ材の中に成長するのを促します。そのために、井桁に積んでいきます。乾燥を防ぐための寒冷紗と最終的に水を補給するための穴あきホースが設置されます。
こうして、菌が榾木にまん延するまで約半年かかるので、きのこの発生は来年の春からになります。ということで、販売は来年です。
さて、5月16日(土)には、毎年恒例のグリーンフェアがあります。
ここでは、現3年生が昨年仕込んだ榾木を販売いたします。今年度の販売から、シイタケ菌の品種が変わりました。これまで購入してくださった皆様も、旧品種と比較などしてみてはいかがでしょうか?
現在、原木シイタケのシェアはわずか7%ほど、大変希少な存在です。菌床栽培にはない歯ごたえを是非体感してください。
【森林科学科】新年度に向けて
学校の見本林でフクジュソウが咲き始めました!
漢字で書くと「福・寿・草」です。雪の中から春を先取りするように咲き始めることから、昔から縁起のいい花として喜ばれてきました。
この花の良くできているところは、花弁(花びら)が光を反射するようにキラキラしているところ、それと、花弁全体の形が放物線(パラボラ)になっていることです。太陽の光をおしべに集めて温める。すると、花粉を運ぶ昆虫が飛んでくる、というしくみです。一番手前の花を拡大すると、ほら虫がいます。花弁の反射もみえるでしょうか?
こんな風景が校内で見られるのも、岩農の恵まれたところです。新たな年度に入り、8日からは2・3年生、9日からは新1年生を迎えて、また学校に活気が戻ってきます。今年度もよろしくお願いします。
【森林科学科】1年生の冬山演習林実習を実施しました!
森林科学科1年生は、2月18日(水)に有雪期の演習林実習を実施しました。
今年の空知管内は、例年になく降雪量が少ないものの、林内の雪原を駆け回る動物たちの姿や、夏場には笹や傾斜地などで入ることのできない場所にも足を踏み入れるなど、たくさんの発見をした1日となりました。
その後は、演習林宿舎に戻り、積雪層の観察調査となります。
「雪は天から送られた手紙である(中谷 宇吉郎先生)」の言葉のとおり、今年の積雪状態を色水を使って観察し、雪崩の起きる仕組みなどを全員で学習しました。
いよいよ3月に入り、1年生も学びのまとめに入ります。
今年度の学習を丁寧に振り返りながら、2年生に向けた準備を進めていきましょう。
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